ジュニアの練習でしておきたい事

動きの歪みをリセット

先日ジュニアのスイングの成長過程について
筋力の弱さを柔軟な体で代償する動きから、骨格や筋肉の発達
とともに、体のブレを抑えた洗練された安定した動きへと変化
させていくという事を紹介しました。

ここで問題となるのは、体が大きくぶれていたスイング時に、
体に染みついた悪い癖です。ただカウンターウェイトを活性化
しただけのスイングであれば大きな問題にはなりませんが、
闇雲に柔軟な体に任せ、体の動きがバラバラな状態でスイング
を固めてしまったジュニアは苦労していました。

小さいうちは、漠然とボールを目標に向けて打つといったよう
に、本能に任せた様な練習だけでも体の柔軟性もあり対応出来
ますが、成長していく過程で、体の柔軟性の低下とともに、悪
い癖(動き)が、スイングへの悪影響・ウィークポイントとし
て、顔を出してきます。こういった時に、部分的にスイングを
調整しようとしても、体のあちこちで変な歪みがあると、それ
らが邪魔をして、思うようにスイングの精度を上げられない、
といった事が良くありました。また、体の故障の原因にもなって
いました。

~移行期をスムースに乗り切るために
        しておきたいこと~

カウンターウェート主体のスイング時に、ひどい悪癖を予防する
為にしておきたい、お勧めの練習があります。
◆正しい姿勢や軸の調整といった体の基本的な使い方を練習する。
◆クラブを持たない状態で、スイングに必要な理想的な体の動き
 を反復練習する。です。
コースへ出て、アプローチやパターの練習をして、ボールを
まっすぐに打ち、スコアアップを図ることが第一の目標となり
がちですが、カウンターウェートを活性化したブレの大きな
動きに対して、日々体をリセットしておく事
は、悪い癖を
最小限に抑える最高の練習方法になります。
結果を求めるあまり、骨も筋肉も未発達な状態で、体を酷使
するケースも多いようです。将来を見据えたジュニアのコーチ
ングであればなおさら、しっかり取り組みましょう

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ジュニアのコーチング

子供のコーチングについて

以前にも何件かありましたが、ジュニアゴルファーのコーチング
についてご質問がありましたので、紹介します。
子供には、どのように教えていけばいいですか?
といった内容です。
とてもテーマが広いので、私のコーチングの経験から言える事
いくつか紹介していきたいと思います。

ジュニアと言っても、年齢層が広く一概には言えませんが、
最も注意しなくてはいけない事は、クラブの重さが、体力に
対して過負荷になっていないかという事です。クラブが体に
対して重すぎるケースでは、体に負担がかかるばかりか、
悪い癖の原因となります。特に小さな子どもの間についた小手
先(リストワーク・腕の使い方)の癖は、後で修正するのが
大変です。
そして、もう一つがターゲットの意識をしっかりと持った中で
スイングを作っていく。という事です。日本の練習環境は、
打ちっぱなし場で練習する事が多いために、ターゲットの意識
が薄い中でのスイング作りとなりがちです。

~ジュニアのスイングの成長過程~
小さな子どもの時は、体の柔軟性も高く、筋力も弱いために、
カウンターウェイトを活性化させた動き(やじろベいのように
自分の体の重さを使って、遠心力やクラブを振る力に対抗する
力を発生させる身体活動)が主となります。インパクトで強烈
に背骨が反って、頭が飛球線と逆方向に大きく動く『逆C』の
ようになっているのがそれです。関節が柔らかいから出来る
動きです。
そして成長する過程で、骨格が決まり筋力がついて来るに伴い
今度は、カウンターアクティビティーを活性化させた動き(筋力
で体のブレを抑えた動き)へと、少しづつ移行させていく事に
なります。軸を立てるとか、頭のブレを小さくするといったよう
に、無駄な動きを省いた洗練されたスイング動作へと変化させる
取り組みとなります。このタイミングは、成長の速度によって
変わります。

このように筋力の弱さを柔軟な体で代償する動きから、骨格や
筋肉の発達とともに、体のブレを抑えた洗練された安定した動
きへと変化させていくのが、ジュニアの一般的なスイングの成長
過程です。

次回は、この移行期をスムースに乗り切るためにしておきたい
ジュニアの練習方法を紹介します

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スイング作りのヒント

バックスイングもいろいろです

巷でも意見の分かれるところだと思いますが、
「バックスイングは低く長く、肩と両腕の三角形を出来るだけ
保って上げた方がいい。」のでしょうか?
それとも、
「リストコックや、ひじを柔らかく使って、サッとシャフトを
立てるように上げた方がいい。」のでしょうか?

今回は、バックスイングを例に、
『身体運動的特徴(筋肉の強さ、柔軟性等の特徴から来る、
体の使い方、動かし方)とスイングの相関を考慮する』

という事について紹介します。

身体運動的特徴は、十人十色です。
ですから、
動き(スイング)の基本をしっかりと押さえたとしても、スイ
ングが全く同じになるという事はありません。
先のように、バックスイングについての表現が分かれるのも、
この為です。

ではバックスイングについて、
『身体運動的特徴とスイングの相関』について考えてみましょう。
バックスイングは、上体の右回旋です。腕の振りは、この上体の
回旋の仕方に大きく影響を受けます。

椅子に座って上体を右に回してみましょう。
この時バランスの良いニュートラルな状態は、
前面の左肩から右腰を近づけようとする運動要素『青矢印』
背面の右肩から左腰を近づけようとする運動要素『黄色矢印』
バランス良く引きあい、上体を右方向へ回した状態です。
右回旋(前面運動要素) 右回旋(背面運動要素)
胸が正面を向いたまま水平に回ります。
胸が正面を向いて回る

では次に、
前面の運動要素が背面の運動要素に対して強く働く状態です。
普段猫背気味の方もこのタイプになります。
胸はやや『下を向いて』上体が右へ回る事になります。
胸が下を向いて回る

では最後に、
背面の運動要素が前面の運動要素に対して強く働く状態です。
普段から胸が反った姿勢の方に見られます。
このタイプの方は胸が『やや上を向いて』上体が右へ回る事に
なります。
胸が上を向いて回る
このように、『上体を回す』という動きだけを見ても、
色々なタイプがありますね。

次回は、今回紹介したそれぞれの身体運動的特徴と、バック
スイングの相関をどのように捉えれば、楽にバックスイングが
出来るか?
また、これら全てのタイプに共通する『基本』とは何か?
について紹介します

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『韓国からのお客様』

将来有望な韓国ジュニア

先日は、私のレッスンを受ける為に、遠く韓国から来て頂き、
ありがとうございました
3日間、約10時間の短期集中型のレッスンでしたが、かなりの事を
彼女は吸収してくれました。
私自身にとっても、通訳を介しながらのレッスンは、貴重な体験と
なりました。

今日は、その内容を簡単に紹介します。

彼女は、まだ中学生ですが
既に試合での平均スコアは73点台の優秀な選手です。

~レッスンのポイント~
常々ブログでも紹介している『3つの基本』について行いました。
◆身体部位の運動方向を揃える
◆運動軸を安定させる
◆力を発揮するタイミングを揃える

正しい動き『基本』をしっかりと認知(体で理解する)出来るように、
私の考案した
『スパイラルトレーニング:(螺旋的・重心コントロールエクササイズ)』
を集中的に行いました。

[1] 身体部位の運動方向に対する取り組み
*腕、特にリストワークと上体(背骨)のコンビネーション。
 視覚的イメージを待たせる中で、具体的なグリップ・腕・上体まで
 の運動連鎖について特殊な練習機器を使って練習。
 (プレゼントした『棒』を使って、しっかりと練習を積んで下さいね!)
*上体の回転方向を決める骨盤のコントロール方法(フットワーク)。
 エアーボールを使ったボールトレーニングを行い、正しいフット
 ワーク(運動連鎖)の取り組み。
*正しい重心移動(重心コントロール)のメカニズム(身体部位の運動
 方向との調和)。

[2] 運動方向を安定させる取り組み
*軸を機能させる為のアドレスのポスチャー作り。
 座位で骨盤と背骨の協調トレーニング。
*立位・アドレスまでの『姿勢』作り。
 ダイナミックバランストレーニング。
 チューブを用いたスパイラルトレーニングで、プライオメトリック
 なゴルフスピードトレーニング。

座位・立位・歩行姿勢は、必ずゴルフスイングに影響を与えます。
逆に言えば、日常生活での姿勢を変えずに、ゴルフスイングだけ正しい
姿勢で体を使う等と言う事は出来ません。自然体ではなく、ニュート
ラルポジションへの取り組みが重要な理由です。
世界の一流の選手は皆、歩行動作からアドレス・スイング動作まで一連
の流れるような動きがあります。これは普段の立位・歩行と言った姿勢
が自分のスイングとしっかりと統合されている事の表れでもあるのです。

[3]力を発揮するタイミング
*『プレショットルーティーンと呼吸エクササイズ』・『メディシング
 ボール投げ』。
 静から動へのきっかけ作りと、クラブ操作の上で力の入れる
 タイミングを明確に捉える事の重要性を練習。
*重心移動のエネルギーと、体の力を入れるタイミングを合わせる
 事の重要性を、スパイラルトレーニングの中で確認する。
 力を効率よくボールに伝える(体重をボールにぶつける)為には、
 最も重要なテーマです。

[4]アプローチ・パター
*アプローチの基本:腕と上体『背骨』のコンビネーションをより明確
 にする。
*アプローチの距離感作りについての取り組み。
 『小は、大を兼ねる』のブログで紹介した練習方法
*パッティング:ミスモーションの原因はショットと同じ体の使い方。
 パターヘッドの動き(ヘッドローテーション・シャフトのしなり・
 振り子運動)が全てのショットと同様である事について、そのメカ
 ニズムの理解。腕と上体『背骨』のコンビネーションは、腹の動き
 で作られる事。安定したパッティング動作の為に、パタートレー
 ニングが重要である理由。

[5]その他
*スイングとターゲットの統合について、
*基本に取り組む事が、最強のオリジナルを生む最短ルートである事。
 迷った時は、必ず『基本』に戻ると言う事。
*体のケア(スパイラルトレーニング)の取り組みが、ボールを打つ
 練習以上に重要である事。

5つの項目についてコーチングを行いました。

学生・研修生・プロのコーチングをしていても、
本当に上手くなりたい?
本当に動きを変えたい?
と感じてしまう様な取り組み方(練習)をしている事が多いので、
改めて紹介させて頂きました。

約10時間ほとんど休憩なし、動きっぱなしのレクチャー(ゴルフ
レッスン)となりましたが、彼女が私に質問しようとして用意して
いた20数個の質問・疑問は、全て理由・原因が分かったそうです。
『基本』に対する取り組みが、いかに重要かと言う事を、彼女にも
しっかりと感じ取って頂けたと思います。

筋肉痛にもめげず、『基本』を吸収しようと『ひたむき』な態度で
頑張って取り組んで頂きました彼女には、近い将来、日本・世界の
トーナメントで活躍する事を期待しています。

頑張れ!

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スイング調整は、リハビリ

ゴルフのコーチングをしていて思う事
私は、ゴルフのコーチングを行っていますが、
同時に、臨床家(理学療法士)として、
患者様のリハビリを見させて頂いています。
この両面を通じて、日頃私が感じている事を紹介します。


昨日は、ツアープロに対してのコーチングを紹介しました。
『クラブがねる為に、ボールの捕まりが悪い』
というケースでした。
主な原因は、手首や腕の使い方ではなく、
フットワークにありました。(床からの力を使えていない)
一般的なレッスンは、
『現象として見えている事=原因=だから、そこを直そう』

とする傾向があるようですが、
必ずしもこの考え方は、当てはまりません。
昨日紹介したケースも、
『現象として見えている事=原因ではありませんでした。』


~スイングを調整はリハビリと同じ~

リハビリには、色々な痛みを訴える方がみえます。
理学療法士として、患者様の痛みの原因を診ていくと
『痛みのある部位が直接の原因』である事よりも、
『痛みの部位とその原因部位が一致しない』事の方が
多いです。

腰の痛みの原因が、
捻挫後、足首の違和感をそのままにして、
変な歩き方を続けた結果だったり、
首の痛みの原因が、
体幹の筋力の低下で、猫背になる事が、
原因だったりするのです。
このように、これらのケースでは、
いくら痛い部分をほぐしても(対処療法)
根本的な治療にはなりません。
腰の痛みに対しては、正しい足首の使い方を練習し
歩行姿勢を直す事が必要であったり、
首の痛みに対しては、体幹の安定化トレーニングを行い
正常な姿勢を獲得する事が
根本的な治療に結びついたりするのです。
このように、正しく原因を見極め
それに対して取り組む事が重要です。

私は、これを『全身的な運動連鎖の調整』と考えています。
先日紹介したゴルフスイングの調整と
同じ考え方です。

なかなかスイングがよくならない、変わらない
とお感じの方は、原因が他の部分にあるかもしれませんね。


私の考案した『全身的な運動連鎖の調整法』については
今後紹介して行きます


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プロフィール

やまPT

Author:やまPT
理学療法士(リハビリの先生)の
傍ら、ゴルフレッスンを行い
プロ合格者を輩出。
感覚論ではない、
『正しい体の使い方』を教えます。

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ブロマガ

月刊ブロマガ価格:¥ 250

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